【要注意】ネット上でのセキュリティや個人情報
前に携帯電話を紛失して大騒ぎしたことがあります。電車を待っている時にホームで家族に電話をかけようとバッグから携帯電話を取り出そうとしたら、そこに携帯電話はありませんでした。近くのベンチでバッグの中身を一つずつ取り出してみても、やはり携帯電話は見つかりませんでした。筆者は大慌てで自分の来た道を戻ってみましたが、やはりどこにも見当たりません。
携帯電話。いえ、現在はスマートフォンですね。
スマートフォンを紛失することはとても危険なことです。なぜなら、個人情報を引き出されてしまうことがあるからです。
スマートフォンで株の取引だってできますし、金融機関の口座から送金だってできてしまいます。ネットショッピングだってできてしまいますね。こうした履歴が丸ごと残っているため、取得した人が悪い人だと不正利用されてしまうリスクがとても高いのです。また、スマートフォンだけでなく、カードローンのカードやクレジットカード、キャッシュカードなども、落としたことによって不正利用されたという例があります。
・こちらの記事からAmazonフィッシングメール詐欺対策情報が公開されています。
たまにニュースで企業の個人情報流出が報じられ問題になりますが、個人情報を流出されるのではなく、自分からうっかり流出してしまうことが日常生活においてあるということです。
こんな時は基本的に来た道を戻っている場合ではありません。カードローンなどの不正利用対策として、警察、そして金融機関に連絡をして「証拠づくり」をしておく必要があるのです。
・このブログではカードローン不正利用されたときの対策法が紹介されています。
カードローンを不正利用されたときの対処法は?利用停止や返済義務の徹底ガイド - カードローンがワカル
警察や金融機関に届け出をしておくと、以降の利用は本人以外の不正利用ということになります。不正利用だという証拠を作っておくことは自分の財産を守るためには重要なことなのです。
筆者も窓口でお客さんが「カードを紛失しました!」「スマートフォンを見ませんでしたか!」と慌てていると、まずは金融機関と警察でしかるべき手続きをとって、それから考えましょうと諭していました。見つかるまでは不正利用される危険性はあります。また、さらなる情報流出の危険もあります。だからこそまずは証拠作りをしましょうねと言っていました。
しかし情けない話です。自分が同じ立場になると、大慌てで来た道を戻ってしまいました。お客さんにあれだけ諭していたのに、いざ自分が同じ立場になると冷静に対処できないものです。
ところで筆者の携帯電話ですが、親切な方が交番に届けてくださっていました。来た道を戻らずすぐに交番に駆け込んでいればあっさり見つかっていたというオチです。