節約&金融サイトを運営する人の日々の思い&苦悩ブログ

金融サイトを運営するにあたり苦悩などをかいています。

闇金利用のセーフティーネットに、ドラマやアニメが有効って本当?

貸金業法ができ、消費者金融からは基本的に年収の三分の一までしか借り入れができなくなりました。


借り入れに制限ができたおかげで多重債務者の数は多かった時の十分の一までに減っていると言われています。現在、一年間に自己破産をする人数は約六万人で、こちらも少しずつではありますが減少傾向にあるようです。

 

ローンは上手く使えば大きな家計の助けになってくれます。

なぜなら、冠婚葬祭といった突発的な出費において融資スピードの速いカードローンは大きな味方になってくれますし、そもそも住宅ローンがなければ多くの人がマイホームなど購入できないことでしょう。ですから、一概にローンを悪いものと決めつけることはできません。

 

ローンとはつまり借金の一種ですから、借金自体が悪いことというわけでもないということです。悪いのは、自分では返済できない額を借りてしまうことであり、返済ができないほどずぶずぶと借金という名の蟻地獄に飲み込まれてゆくことではないでしょうか。

 

借金をテーマにした漫画も世の中に多く出回っています。昔から続くシリーズ物として有名なのは「闇金ウシジマくん」や「ミナミの帝王」でしょうか。

zasshi.news.yahoo.co.jp

映画化もされ、借金や金融といえば真っ先にタイトルが挙げられる漫画ではないかと思います。こういった漫画を読むと、ローン、つまり借金を上手く使いこなせなかった人がどうなるかが描かれています。こういった漫画が借金のセーフティになっているというのは有名な話です。

・こちらからソフト闇金とは?仕組みと金利差をカードローンと比較記事が読めます。

http://wakaru-cardloan.jp/sohutoyamikin/

 

基本的に金融機関は多重債務者にお金を貸すことはありません。おまとめローンなどもあくまできちんと返済してくれる方向けのサービスなので「パチンコで負債がたくさんあって」「闇金から借りたお金もおまとめできますか?」と相談されても、金融機関ではお金は貸せませんし、おまとめもできません。カードローンだって闇金から借りるよりずっと金利が安くて安心ですが、借り入れには審査がありますので「パチンコの穴埋めに」なんて零してしまった日には、審査落ちの可能性が極めて高くなってしまいます。ここまで来てしまうと弁護士や司法書士の出番になります。

 

お金のことは本でも勉強できますが、その本当の怖さは一度経験してみなければ本当のところはわからないのかもしれません。しかし、洒落にならない地獄を経験する前に漫画で「あー怖かった」というセーフティになれば、それに越したことはないですよね。

 

もしかしたら貸金業法だけでなく、日本の漫画文化も多重債務者減少に一役買っているのかもしれません。