節約&金融サイトを運営する人の日々の思い&苦悩ブログ

金融サイトを運営するにあたり苦悩などをかいています。

無駄を省く重要性。少しの我慢でお金は余裕ができるって知ってた?

皆さんのお家ではどんな節約をしていますか。節約をせずに欲しい物は欲しいだけ、必要なものは必要だけ購入できれば悩む必要もないのですが、日本人の99パーセントはアラブの石油王と親交はなく、アメリカの不動産王とゴルフもできず、答弁の際に居眠りをしていても給与や報酬をもらえるという身分にないため、自分の一ヶ月の微々たる給与を少しでも節約して貯蓄を増やそうと考えるのはごく自然なことではないでしょうか。そして節約といえば日用品の消耗品を抑えることもそうですが、筆者としては真っ先に「ふるさと納税」を思い浮かべてしまいます。

色々な方の生活費の相談を受けるのですが、ふるさと納税は非常に相談数が多いと感じています。

 

ふるさと納税は寄付金控除という税金上の制度でかなり昔から「団体や国などに寄付をすると税金がお得になるよ」と存在しており、実際に筆者も触れる機会が何度かありました。しかし当時より「ふるさと納税」という名前で新しい仕組みが登場してからぐんと話題性が増えた気がします。

 

ふるさと納税の仕組みを簡単に説明すると、自分が好きな自治体に寄付をすることで、自分の所得への課税が「寄付ありがとう」の意味でお得になるというものです。細かい説明は省きますが、「寄付をすると所得への課税がお得になる」「しかも自治体によってはお礼品がもらえる」という制度がふるさと納税です。

 

特に返礼品は自治体の特性を生かした特産品ばかりで、眺めているだけでカタログショッピングのような楽しさがあります。中には普通に購入すると福沢諭吉さんが何人も飛んでいくような伊勢エビや霜降り和牛肉もあり、しかもこれらが1万円の寄付からもらえる自治体もあるとあって主婦層のみならずサラリーマンにも人気を博しています。税金がお得になった他に普段はどれだけ節約してもなかなか手を伸ばせない霜降り和牛肉が食卓に並ぶなんて最高じゃないですか。それで税金もお得になって節約に大助かりという制度なわけですから、これを利用しない手はありません。トイレットペーパーの一回当たりの使用量を決めて節約に勤しむよりずっと生活費における経済効果は上です。

しかし、中にはふるさと納税に面白くない思いを抱いている自治体もあるようです。

 

東京の町田市はふるさと納税の影響で約4億円も税収が減ったとか。要は、町田市の方々が余所の自治体に寄付をしてしまうために収入が減ったというわけです。

 

節約にはとてもいい制度ですが、国が現状きちんと認めて推奨している制度でもありますから、制度の利用には問題ありません。しかし京都の自治体が土地を返礼品にすると言い出して大問題になったこともあるため、国はもう少し制度内容をきちんと考えるべき転換期にきているのかもしれません。

 

しかし現状としてはやはりふるさと納税は節約にとても良い制度なので、国から何らかの制限がでるまでは節約追求のためにどんどん活用するのがいいでしょう。

 

ところで、ふるさと納税では、当然ですが返礼品としてお金はもらえません。お金が必要なら節約で浮かせて貯蓄しておきその貯蓄を切り崩すかローンを使うしかありません。

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生活費の運用は常日頃からの心がけが重要ですよ!