節約&金融サイトを運営する人の日々の思い&苦悩ブログ

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世界を飛び回るイモトがドラマ。いろんな国に行った経験が役立つ?

「債券」という金融商品があります。お金の貸し借りをして、貸したお金を返してもらう権利は「債権」ですが、投資においてどこかの企業や国にお金を貸して利息を得、償還日に貸した額を返してもらうという金融商品は債券と呼ばれます。

 

有名な債券といえば日本という国で発行している個人向け国債です。お金の貸し借りというと不安を覚えますが、銀行に預けたお金も結局、銀行側が選んだ企業に融資という形で貸し出しを行います。ですから、預金として預けて銀行が選んだ相手に貸し付けをしてもらうか、それとも自分が選んだ団体に自分で貸し付けをするかという違いでしかありません。

 

どちらがよりリターンが多いかというと、当然ですが自分で直接貸し付ける方です。利息に対して税金が課税することはありますが、残りは全て自分自身の懐に入りますから、お得といえばお得です。銀行が企業に貸し付けをして預金の利息という形でリターンを得ると中間マージンを取られた上に税金が課税され、しかも預金者たちの預金額に合わせて分配されるので、あまりリターンを得ているという印象はないかもしれないですね。

 

債券は償還日にそれぞれの団体に貸し付けた元金も返済されますから、安定志向の投資として人気があります。個人向け国債などは日本という国に貸し付けるわけですから、国が破綻する前に銀行が破綻する方が先だろうという思考もあって、年代問わずとても人気があります。また、預金よりもリターンが多いことも人気の理由です。

 

しかし、債券投資をしていると、段々と日本の金利に対し「少ない」「ほとんどゼロ」と不満を持つようになるようです。最初は日本という安定感抜群な国に低いリターンで貸し付けていても、慣れてくるともっと大きなリターンが欲しくなります。そこで、債券投資に慣れた人は日本よりもっと利息の多いオーストラリアやニュージーランドへの貸し付けを検討することも多いでしょう。

 

ニュージーランドやオーストラリアは今でこそ2~3パーセントくらいの債券も少なくないですが、数年くらい前は5パーセントということも珍しくありませんでした。ニュージーランドに至っては、十年くらい前は7パーセント近いこともありました。日本のバブル期で預金が8パーセントくらいですから、これは結構な高水準です。券と預金では性質が違うとしても、高いリターンを得たい人でしかも安定性を重視する人はオーストラリアやニュージーランドへの債券投資も悪くない方法です。

 

しかし、世の中にはもっと債券の利息が高い国もあります。

 

世界各国を回っているイモトさんの回っている国の中には、びっくりするくらい債券利息が高い国もあります。経済が安定していない国はその分だけ利息を高くして投資者を釣らないとなかなかお金を貸してくれる人が見つかりません。だからこそ「高金利、高利回り、高利息!返済できないリスクもそれなりに高いけれどお金貸してください」と宣伝するしかないのです。

 

日本の金利が低いのは周知の事実で、まさに世界最低クラスの金利水準が日本なのですが、金利が高いことが一概に良いとはいえないということです。リスクとリターンのバランスはやはり大切ですよね。日本はリスクもマイナスに近い国ですが、リターンもそれこそほぼゼロのような国といえるでしょう。

 

しかしこれはあくまで自分が債券投資をする側の話。自分が借りる側でローンを利用すると、ちゃんとマイナスではない金利が適用されます。

 

貸すと低い。借りるとそこそこ高い。

 

これが日本の金利の特徴です。だからこそローンを活用するためには各種ローンを吟味することが必要なのです。

・海外のカードローンと日本のカードローンの金利について調べた記事を紹介します。

wakaru-cardloan.jp

 

ところでイモトさんは珍獣ハンターとして有名ですが、今度NHKドラマで主演が決まったそうですね。珍獣ハンターとして体を張っている彼女がどんな演技を見せてくれるか楽しみです。テレビもそれぞれのテレビ局ではなくテレビ番組自体に投資できれば面白いかもしれないですね。皆さんだったらイモトさんのドラマに投資できるとしたら、どうしますか?

 

http://www.oricon.co.jp/news/2081498/full/