何事にも対策!ゲーム攻略にもシミュレーションって必要なんだね
日本のゲームの先駆けといえば、喫茶店にあったスペースインベーダーゲームかもしれません。
喫茶店のテーブル自体がゲームの筐体になっており、コーヒーやナポリタンを待つ間にコインを入れてゲームを楽しんだものです。しかし喫茶店でゲームに興じるという光景も、平成の時代にはすっかり見られなくなってしまいました。
昭和の末、それこそ現代の三十代くらいの年代の人にとってゲームはゲームセンター、あるいは自宅でするものという印象があるかもしれません。また、二十代や十代の人にとっては、携帯ゲーム機を持ち歩くものという印象があるかもしれないですね。それぞれの年代でゲームに対する印象ががらりと変わっているところが面白いところです。しかし、年代ごとに印象の変わるゲームですが、ラインナップはあまり変わっていないことも、また面白い話ではないでしょうか。
ゲームは喫茶店の筐体で。そんな時代から一歩進んだ頃、日本の家庭用ゲームの先駆けともいえるファミリーコンピューターが発売されました。三十代や四十代の人にとって、昔懐かしのゲームといえばまさにこの「ファミコン」であることでしょう。
ファミコンでは色々なゲームが発売されました。横スクロールでゴールを目指す「スーパーマリオ」などは、現在もシリーズが出続けています。また、壮大な物語を体験する「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」なども、現在でも多くの人に愛され、シリーズが出続けているゲームです。多くの伝説的なゲームはまさにファミコンの時代に第一作が登場しています。当時からゲームといえばこうしたRPGやアクションといったジャンルでしたが、それは時代が変わっても同じようですね。
戦略シミュレーションも古くから愛されるジャンルの一つです。もちろんファミコン時代にも戦略シミュレーションは発売されています。「信長の野望」などが有名ですね。
戦況を読み、そして目的を達成する。ゲームはジャンル問わず楽しさがありますが、戦略シミュレーションにはチェスや将棋といった歴史あるゲームに通じる奥深さ、そして思考能力を試されるという楽しさがあります。
ちなみに金融界においてもシミュレーションは大切です。
株や投資信託で資金を運用するにしても、基本は計算式を使ったシミュレーション、そして世の中を駆けめぐるニュースがどれだけ運用に影響を与えるかを考えて売買を決めるシミュレーション能力が大切になります。
ローンも金融機関の窓口でシミュレーションが可能です。
借りる金額や返済年数がきちんと決まっているとかなり詳しくシミュレーションすることが可能です。
ローンのシミュレーションは「返せるか」「返せないか」の白黒という点で、ある意味戦略シミュレーションに似ているところがあるかもしれないですね。
もちろん、ゲームマスターは借り入れを希望するお客さんです。