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学生カードローンについて考察・借り入れ金額とギャンブルについて

学生カードローンについて総まとめ

 

学生カードローンについて記事をずっと前に書いたのですが、

書いた記事↓   ↓

学生ローンの申し込みガイド※学費OK?金利と審査通過と審査落ちの違い

借り入れの方法、審査のステップ、審査落ちのケースなどを考察してみました。

学生時代は、何かとお金に困りがちです。

でも、学生時代は人生で限られた時間しかありません。お金が必要で、やりたいことがあるけれど、お金がないから我慢していたら、あとで後悔します。

 

なので、学生のローンは、社会人のローンとは少し意味合いが違います。

また、借りられる金額なども違ってくるため、カードローン会社にとっても、社会人のローンとは別のタイプの顧客として取り扱われます。

 

学生カードローンは、若いうちの特権を、お金を借りてまで夢を実現するものです。とはいえ、学生であるがゆえに、世間知らずで、あまりよろしくない方向性にお金を使ってしまうこともあります。それが難点といえば難点ですね。なので、カードローン会社側も、利用用途をたずねる訳です。

 

本人と連絡がつけば、親には内緒

 

親にはナイショにしておけるのも嬉しいところです。

よっぽどのことがなければ、第三者に債務状況を伝えてはいけないのです。最近はカードローンも法律が厳しくなり、親子とはいえ個人情報保護が厳しく適用されるのですね。親に内緒で借りられるのがありがたいですね。

 

その代わり、本人が20才以上でなければ借り入れできません。10代は借り入れできないのです。成人でなければならないのがミソですね。

 

また、アルバイトでいいので固定収入があったほうが有利でしょう。完全に無職だと、返済に困ることがあると思います。できれば、アルバイトをしていて、週に何日バイトに入っているかなども正直に申告したほうが良いでしょう。具体的にどのぐらい稼いでいるのか、カードローン会社に伝える必要があります。返済能力が見られます。

 

パチンコ・スロットなど、ギャンブルで使ってしまうケースが・・・

 

困ったのが、大学生になってパチンコができるようになり、ギャンブルにハマってしまうパターンです。この場合は、たいてい破綻しますので、カードローン会社側としてもあまり喜ばしいお客さんではありません。パチンコは、本人が勝つと思っていても、客観的に見たら期待値の点からも負けやすい勝負です。ギャンブルには違いありませんので、こうした利用用途はカードローンでは非常に嫌がられます。正直に申告したら、まず審査には通らないでしょう。

 

ですが、困ったことに、カードローンにかけこむ学生で、ギャンブル利用だということを隠して飛び込んでくる学生さんは少なからずいます。「交際費」「交遊費」などと称しては、1万、10万と借りていくのです。そのうち、最初は順調に勝っていても、だんだんハマって負けていきますので、結局は返済につまって、大きなトラブルに発展してしまうことがあります。

 

そうなると、ついに親にバレてしまって、結局は田舎の親がまとめて払うことになります。当然、延滞も起こしていますので、ブラックリスト入りです。そうなると将来結婚しても家を買うことや建てることができませんし、車のローンも組めません。とても不便になってしまうので、学生の間のブラックリストは非常に危険なのです。

 

学生の貧困問題も深刻化

 

最近では、進学率は上昇しているものの、親の収入が減ってしまい、仕送りなどの平均額も減り続けています。そのため、学生の間に貧困が蔓延し、なかなかアルバイトが忙しくて学業に精が出せない、という本末転倒な出来事も起こってしまっています。

学生の困窮は卒業してからも続き、奨学金などを何百万円も借りることで、卒業後も返済に苦労する、ということが起こります。

 

学生時代に十分勉強できず、生活苦でアルバイトしなければならないケースなどでは、勉強が不十分で成績が伸びず、就職活動に失敗して非正規の仕事にしか就けない、というケースも考えられます。

 

いまは、真面目な学生が非常に増えています。そのため、学業に熱心になり、アルバイトはそこそこで留学経験も身につけて就職活動を有利に・・・と考えると、学費や生活費はカードローンで借りる、というパターンになってしまいます。

 

学生にはあまり貸せない!?

 

ですが、肝心のカードローン会社のほうが、学生にはあまり大きな金額を貸せないので、上得意客、というわけにはいかないというのが挙げられます。

カードローン側としては、ありがたいのは専業主婦などによる借り入れです。学生はあまり好まれないのが現実です。

 

学生の場合、借りられても、10万、15万、20万円といったところが限度でしょう。学生の間にカードローンの習慣をつけておいて、社会人になってからまた使ってもらう、という戦略も考えられるのですが、最近は大学生の進路もさまざまで、必ずしもカードローンで借りた人が大手企業や公務員などになるとは限らないので、返済力に疑問符がつきます。

 

カードローン会社の側としては、学生カードローンは手間の割に利益が少ないと言えるでしょう。ですが、学生側からしてみれば、ギャンブルは論外ですが、学業に精を出すための借り入れなのであれば、必ずしも「学生のうちからカードローンに手を出して!」と非難されることはないのです。

 

借金は使いようです。学生時代をより有意義に、将来に何倍ものリターンになって返ってくるのであれば、それは学生にとって「自己投資」の一環です。借金はいけないものと思いがちですが、若いうちから金融リテラシーを高めておくことは、将来のためになります。

 

カードローン会社にとっては、「うまみ」のないお客さんかもしれませんが、学生にとってはうまく、「投資」になるよう、何より大切な自分への投資と金融リテラシーを高めるために、今後も研究していきたいですね。

参考

anond.hatelabo.jp