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マンション経営って儲かる!

皆さんは不動産に使えるローンといえばどんな名前のローンを思い浮かべますか?

 

ほとんどの人は真っ先に住宅ローンの名前を思い浮かべるのではないかと思います。確かに住宅ローンは銀行や信用金庫、労働金庫といった金融機関の主力商品です。日本においてマイホームのような高額商品を一括で購入できる人はほとんどいないため、マイホーム購入を検討する人のほとんどは住宅ローンの借り入れをすることになります。国もそういった事情はよくわかっており、住宅ローンには減税措置というおまけをつけたりしています。日本のマイホーム取得の要ともいえるローンが住宅ローンなのです。

 

しかし、日本において不動産に使えるローンは住宅ローンだけではありません。「アパートローン」という名前のローンを耳にしたことがありますか。名前からしてマンションの購入に使うローンでは?との答えが返ってきそうですが、違います。

 

アパートローンは、住宅ローンが自分たち家族の住むマイホーム購入を目的としたローンであることに対し、投資用の不動産購入を目的としたローンなのです。

はっきり言って名前がとってもまぎらわしいですね。素直に投資不動産ローンとでもつけていただいたらいいのにと思ってしまいます。

・アパート経営に四苦八苦しているサラリーマン大家の奮闘記ブログを紹介します。

アパート経営奮闘記

 

このローンは全般的に住宅ローンより借入額が多めに設定されているという特徴があります。住宅ローンの最高融資額は数千万円から1億円くらいと金融機関によって開きがあります。アパートローンの場合は最高融資額が2億以上ということもあり、住宅ローンより高めに設定されていることが第一の特徴です。第二の特徴としては、扱っている金融機関の数が少ないということマイホームを購入する人より投資用不動産を購入する人の方が絶対数が少ないわけですから、扱っている金融機関数もそれだけ少なくなります。

 

しかし、アパートローンの特徴はこれだけではありません。実はアパートローンの中には、ノンリコースローンという形態を採用している商品があるのです。

 

基本的に日本の不動産ローンはリコースローンという形態です。リコースローンとは、返済が滞れば担保にした不動産を競売され、その売却代金から金融機関側が返済を受け、売却代金でも足りなければさらに返済は続くという形態です。借りたものはきっちり全額返すというローンの仕組みです。簡単にこのような流をリコースローンの特徴だと覚えてしまえばわかりやすいでしょう。

 

対してノンリコースローンとは、担保にした不動産を金融機関に取られて終了です。動産を取られて手打ち、不動産の価額が借りたお金に満たなくてもそこで責任終了と覚えるとわかりやすいです。アパートローンではノンリコースローンタイプが採用されていることがあります。住宅ローンとはちょっと違いますね。

 

ノンリコースローンでは、不動産の価値を見誤ると金融機関側は大損してしまいます。だからこそ住宅ローンよりさらに審査が厳しく、審査期間が長いと言われています。しかし投資用不動産に使えるローンは融資額が大きめに設定されているため、不動産購入だけでなくリフォームや外壁の修理なども見据えて申し込むことができます。不動産で利益を得るわけですから、初期の多額の出費、そして維持管理費用の出費も仕方がないと腹をくくるべきでしょうか。

 

なお、不動産に使えるローンは他にリフォームローンや空き家解体ローンなど、用途に合わせて色々あります。もちろん住宅ローンに並ぶローンの代表格であるカードローンも住宅に使ってはいけないという決まりはありません。

・こちらの記事からカードローンで高額融資・借入について詳しく説明があります。

wakaru-cardloan.jp

 

不動産に使えるローンはたくさん!

日本人がどれだけ不動産というものを重要視しているかわかるような気がしますね。