節約&金融サイトを運営する人の日々の思い&苦悩ブログ

金融サイトを運営するにあたり苦悩などをかいています。

出家ってどういうこと?僧侶って職業分類がサービス業って知ってた?

窓口でカードローンやクレジットカードの申込対応をしていると、多くの方が「あれ?」と首を傾げる記載項目があります。確かに記載した内容で審査が行われるわけですから、ちょっとした記載内容に首を傾げ、「ここはこれでいいの?」「どう書くの?」と疑問に思うのは当たり前のことかもしれません。また、書いてはみたものの、記載内容に「本当にこれでいいのですよね?」と神経質になってしまうことも当たり前と言えば当たり前です。

 

審査はまさに一発勝負です。

審査落ちしても再申し込みは可能ですが、金融機関側としては審査落ちして翌日すぐに申し込んでくると「気持ちは分かりますが、駄目と言ったじゃないですか!」と困って審査落ちさせる可能性が高いです。審査落ち後は一定期間経過しないと審査落ちの事情が是正されていないことが多いため、基本的に落ちてすぐ申し込みをしても、再度審査落ちという結果が待っています。審査落ちを知って三度目の正直で申し込みをしたとしても、おそらく内部審査であっさり審査落ちをすることが多いでしょう。不屈の精神は別の場面で使ってくださいという話です。

 

基本は申込書の記載内容で一発勝負なのがクレジットカードやカードローンの申し込みなのです。

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お客さんも一発勝負の審査パスを目指して記載しているわけですから、どうやったら審査パスするのか必死で考えながら書きます。もちろん、窓口対応の人間も、お客さんにはなるべく審査パスをして欲しいと考えているので一緒に悩み、適切なアドバイスをします。しかし時には行員も首を傾げてしまうような事案が発生します。それは、「職業欄」「職種」の記載!

 

自分がもしフリーターだったらどの欄にチェックを入れるでしょうか。よくチェックが入っているのは「自由業」。「フリー」は「自由」なのですが、これは違います。フリーターはアルバイトをしている人ですから、適切なチェック欄はパートやアルバイトの箇所になります。

 

自由業とは、医師や弁護士、画家、著述家、会計士、芸能人などの、自分の専門的なスキルで独立してお仕事をしている人になります。ですから、フリーターは自由業というわけではありません。よく誤解されている項目です。この項目は行員でも間違えて覚えていることがあり、著述家や医師、弁護士を自営業のチェックへ誘導することがあります。ただ、この場合は自営業や自由業のどちらにチェックを入れても、それが理由で審査落ちすることはまずありませんのでご安心を。

 

また、仕事内容によって、窓口対応の行員が物凄く困ることもあります。

お坊さんや神父さんがクレジットカードやローンを申し込みに来た時、職種はどうなるの?職業はどこにチェック?と、長年経験を積んでいる行員でも迷ってしまうことがあります。「僧侶業」なんていう記載欄はありませんから、どこかにチェックをつけなければいけなくても、どこにつけたらいいのかわからないのです。

 

皆さんはお坊さんや神父さんはどの欄にチェックを入れたらいいと思いますか?

正解は「サービス業」です。

 

飲食店と同じサービス業になります。僧侶といえば人の心の苦しみを救う古くから尊敬を受ける職業です。しかし金融機関側にとっては普通のサービス業の一つという扱いだということです。

 

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