これからどうなる年金問題!
日本人の平均寿命は2015年の段階で男性が80.79歳で女性が87.05歳とのことです。縄文人の寿命が14歳で長生きしても30歳までに死んでいたという説を考えると驚くほどの寿命の長さではないでしょうか。
現代の人間が縄文時代の日本に降り立ちまったく同じ文明レベルで暮らすことができれば、縄文人から見て神のように見えるかもしれないですね。小説や映画、漫画やゲームでは未来の人間が過去に降り立ち歴史を改変したり、神として崇め奉られたりといったストーリーを見受けることがありますが、現代人の寿命を考えると、確かに過去に降り立つ技術さえあればそうなるかもしれないと思えてしまいます。縄文人の寿命が仮に14年だとすれば、現代人は5倍から6倍は生きるわけですから、神のような寿命に等しいと当時の人は驚くでしょうね。
人生が長くなったということは、概ね、良いことに違いありません。なぜなら、「幸福に生きられる可能性がある時間が寿命に比例して増える」からです。今たとえ苦しくてもこの先もずっと苦しいとは限りません。意外に一年後、あっさりと幸福で温かな暮らしを送っているかもしれません。先のことは誰にもわからないからこそ、可能性のある時間が多ければ多いほど、人生の何時かは幸福を掴むことができるかもしれないのです。だったら、残された時間は14年よりも80年の方が可能性は高いですよね。
しかし、寿命が延びるとそれだけ年金を支給する期間も伸びるのが現在の日本です。
残りの時間が長ければ長いほど可能性があるとはいえ、将来に希望を見出せないと疲れきってしまっている人も多いように感じます。一説によると、社会が疲れ切っていると、旅番組や美食番組が流行する傾向にあるそうですよ。
寿命が長くなれば幸せになることができる可能性が増える。将来は誰にもわからないからこそ可能性がある。しかし年金などのニュースでは明るい未来など見えない。
・これから年金受給される方への情報が掲載されています。
寿命が14歳であれ80超えであれ、死ぬまでは生きなければならない。筆者はまだ若輩の部類ですが、人生って大変、世の中って難しいとつくづく感じます。
これから先はさらに年金が少なくなって支給年齢も引き上げられ、ローンを一つのつてとして生きることも考えなければいけないかもしれないですね。もちろん、生活に困ったら高齢でもローンを契約することは可能です。金融機関では高齢者に優しいローンの取り扱いがあります。
ちなみに縄文時代にはお金の概念自体がなかったそうです。寿命が長くても30年だとして、縄文時代はお金という概念自体がないわけですから、老後に優しいローンなど、当然ですがなかったはずです。また、お金という概念がなければ貯金という概念だって存在しないことになります。売買もありませんね。
自分や家族を生かすために採取や狩猟をし続ける。縄文の人たちもけっこう大変な老後だったのではないでしょうか。