地震予知も将来的には確実になるか?安心して暮らせる日が来て欲しい
日本は地震大国と呼ばれています。前に他国の方と電話でお話しした時に、ふとした切っ掛けで地震の話になりました。「日本は本当に地震が多いようだね」との言葉に「そうね」と頷くと、その後に続いたのは驚くべき言葉でした。
「で、地震って本当に揺れるの?」
どうやらその他国の方は地震を経験したことがなく、大地が鳴動するということに対し、知識はあっても、感覚がよくわからなかったようなのです。「本当に凄く揺れるよ」「家の中の電気が振り子のようになるし、食器棚からグラスも落ちる。酷い時は立っていられないよ」と答えると、とても驚いた様子でした。
他国は日本ほど地震が多くない国がほとんどで、中には多少地面が揺れたような感覚を覚えても、それが地震だと気づかず一生を終える方もいるようです。日本は地震大国で、大きな地震が次は何時やって来るのかと予想する番組や、いざという時にどんな備えが有効かを説く冊子に需要があると耳にします。しかし他国にとっては、それぞれの国特有の災害というものがあり、地震よりそちらに心を砕いているのかもしれません。だとすると、地震というものについてあまりぱっとした感覚を覚えないのも納得です。
金融機関につとめていると時々ですが海外の方から連絡があり、「日本に口座を開設するためには判子というものが必要と聞いたけど、それってどんなもの?」なんて、尋ねられることがあります。日本の当たり前は日本特有のもの。災害だってそれぞれの国が「災害」という言葉で思い浮かべるものには大きな差があるのかもしれないですね。
国によって災害という言葉で思い浮かべるものの印象は違ったとしても、日本といえばやはり地震です。地震の予知に関する研究が進んでいるという話ですが、実用化はそう簡単ではないのでしょう。
そこで考えておきたいのはやはり備えです。備えあれば憂いなしという言葉もありますから、災害だけでなく多くの物事に対して備えはとても大切なものだと言えることでしょう。
もちろんお金の借り入れだって同じです。色々な金融機関を比較して金利を確認しておくことはまさに備えです。金利比較という備えがあれば自分にぴったりなお得ローンが見つかるでしょうし、最終的に返済額も少なく済みます。お財布にとってはまさに憂いなしというわけです。
参照
http://www.asagaku.com/kokoku/jishin_tsunami/nihonwajisintaikoku.html